70スープラの曲がらない止まらないを覆そう Part3

KTS FACTORYです
70スープラの続編です。
前回LSDオーバーホールのところで終わっていましたが、それだけではあまり変化は見込めないので、もう一つ細工をしてみました。

・・・といっても、市販の補強バーを2本追加しただけですが
ただ、これだけでもリヤハッチ周りの軋み音がかなり改善されます!
そして向かった先がまず日光サーキット

参考タイム 前回(9月末)41秒7
今回(11月)41秒1
剛性アップでリヤの動きが多少分かりやすくなった為、アクセル開けられる時間が少し増えました。気温が下がったことも一つの要因ですが、裏ストレートの最高速は前回より5km/hほど速くなり、150km/hを超えるようになりました。
そしてこの仕様のまま筑波サーキット(TC2000)も走らせてみました。

こちらはストレートが長い分社外タービンが効き、ラジアルタイヤのままノーマルタービン&Sタイヤ仕様のベストタイムを更新しました。

参考タイム 今回 1分3秒3(500馬力&アドバンA052 265/35R18)
3年前 1分3秒6(370馬力&アドバンA050M 255/40R17)
5年前 1分5秒4(370馬力&アドバンA052 255/40R17)
ただ、これほどのストレートスピードを持ちながらの3秒台って
ここで問題なのが、そう・・・

こいつですよこいつ!
これでもノーマルよりは若干強化はしておりますが、片持ちキャリパーのフロントはかなり厳しいです。

ブレーキバランスで前のめりになりすぎるのを嫌ってリヤには対向キャリパーを持って来ていますが、これが前後重量バランスに合っていないのが現状ですね。
バックストレートでは200km/h近いスピードからのブレーキングを強いられ、1コーナーでは180km/h強から60km/h程度への減速・・・というのを繰り返せば、たったの1ヒートでブレーキはスッカスカになります!
さすがに500馬力&1.5トンをこのブレーキで受け止めようといのは厳しいようですね(笑)
まあ、ブレーキキットは高いのでお金貯めて来シーズンまでには導入します。
ただ、シャシー性能に見合ったものにしないと、ABSを持たない(一応サーキットでは使えないレベルのABSがついていますが 僕はキャンセルしています)70スープラではロックしてしまってしっかり踏めないブレーキになってしまいますので、そこは熟考したいと思います。
・・・まだまだつづく。